〜八高音楽部・復活期〜

連載第10回・番外編・みんなへのメッセージ


 今回は復活期編、連載最後です。
 今までつたない文章に付き合ってくださった皆様、ありがとうございます。
 なんと、ついに!?・・・・西川も登場☆します。
 それぞれがみんなに伝えたい思いを語ってみようという、企画でございます(笑)

 まずは私小野塚から。
 これまでも度々連載に登場してきた当時の日誌より、名言集をお送りします。

 1996.9.20(Fri)
   私は歌っている時、何もかも、あたまの中から出ていってしまう。
   ただひとつ残っているのは、音楽が好きという気持ちだけ。
   音楽部=音を楽しむ部
   なぜ「合唱部」ではないのか、今、分かった気がする。
   上手く歌うということより、もっと、気持ちを大事に。
   機会のように正確な音楽より、感じることのできる音楽部を目指したい。

 1996.9.11(Wed)
 ・口をあけよう       ・口の中を広くしよう
 ・目をぱっちりあけよう   ・ほお骨をあげよう
 このことをやってみよう。
 上手くいくかどうか分からないけど、
 とにかく何かをやってみないと、何もならない。

 
 1996.8.12(Mon)
   音楽や歌は  人を元気付けてくれる
             励ましてくれる
             勇気づけてくれる
             皆を明るくしてくれる
             辛い時、心の支えになってくれる
             人々に感動を与えてくれる


 1996.8.24(Sat)
 音と心をひとつにすること。
 複数でする音楽というものはどれだけ技術が素晴らしくっても、
 心がバラバラでは何も伝えることができない。
 音楽って、上手くなろうと思って歌い重ねるよりも、みんなで、この仲間でだけしかつくれない
 音楽を一緒に楽しんで、心をひとつにしようって思えば上達すると思う。
 みんなの思いが強ければ強いほど、聴いている人にも何か 伝わるだろうし、
 自分達の中で感動を生み出すことだってできる。 
 技術面よりも大切なこともあると思う。


 私達がつけていたのは、部活の日誌ではなく心の日誌です。
 今は、この歴史をかく資料として私の手元にありますが、本来あるべき場所、
 八高音楽部部室にお返しします。
 私にとって音楽部は、家族のような存在でした。
 だから時々、自分の家に帰りたくなります。またお邪魔してもいいですか?
                                              51期OG  小野塚

西川先輩のメッセージ→→→

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