〜八高音楽部・復活期〜

連載第3回・天国と地獄?!



  最初の一年間は本当にきつかった。
  でも、今だからそう思えるのでしょうが、地獄(言い過ぎカナ?)を見たからこそ
  私達はあんなにも頑張れたのです。


  私達が必死に音楽に合唱に向き合おうとしていた時、
顧問の先生の言葉には傷つきました。
  これが私達の味わった地獄です。以下、一部ですが、彼のスーパー語録を紹介します。


   『今日は4時に行きます。』といって来られないことは日常茶飯事。

   
「夏休みも練習したいのですが。」と申し出れば、
    ⇒『えーっ、僕海外旅行に行くのでその間は無理です。』

   
『今日はやる。』とおっしゃったので、夏休みに学校に集まった。
   ・・・・・・・・しかし先生は現れない。職員室に音楽室の鍵があるのだが、職員室も開いていない。
   仕方なく、用務員のおじさんにぶつぶつ文句を言われながら開けてもらい、自分達で練習。
   部活終了後、八高生のオアシス(笑)ペアへ。・・・・・・・・そこに居た。彼が。

   
「なんで来なかったんですか?」当然尋ねる。

  
 『あー、忘れとった。』

  
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

   い修Δ修
『君たちみたいな雑魚には教えたくない。』
   なんて言われた事もあったなあ。

   ッ馬合唱祭直前。

  
 『僕は当日、裏方として働いてもらう吹奏楽部の子の引率をせんなんから
   指揮はできないので、指揮なしで自分達でやって下さい。』

   本当に突然の出来事だった。

   δ蟇蕕箸呂いなくても、年末に演奏会を開きたいと申し出た。

    
『えーっ、僕は毎年外国でクリスマスを過ごすから無理。』

    2週間程滞在しないと本場のクリスマスは楽しめないらしい。

   П藾娉颪魍くことになって、でもみんなの気持ちがバラバラで、私達は
   本音をぶつけた。みんなで泣いた。ひとつになれた気がした。でも、その話合いのせいで
   下校時刻を過ぎていた。これがまずかった。

  
 『いいかげんにして下さい。君たちのお遊びには付き合いきれません。
   今後一切、土日には音楽室を貸しません。』

   彼はそう言った。


   などなど、彼の名言集は挙げればきりがない。
   しかし、全く教えてくれない訳でもなかった。私達の態度も悪かった。
   ゼロからのスタート。何も分からない。指導者が欲しい。
   そう思っていた私たちの心に、彼の言葉は突き刺さった。
   
   私達は八高では孤立していた。

   何度も挫折しそうになった。

   でもこの顧問の言葉がなければ私達はここまで頑張らなかったのではないか・・・と最近思う。
   怒りや苦しみは前に進むエネルギーの源となった。
   彼との出会いなしには今の音楽部はなかったと言っても過言ではない!のかも(笑)


   でも何よりの支えになったのは、温かく見守り励まして下さった本当に多くの方々との出会い。

  

 

連載第4回に続く。

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